アイルランドワーホリ日記(2022~2023) ~ニート羊は英語で話す夢を見るか?~

我、古今東西の酒を愛する日本羊なり!ワーホリにかこつけてアイルランドでビール三昧。語学学習...?知らない言葉メェねえ。

会社員を辞めてワーホリに行く人が渡航前に役所でやること ①住民税

 学校のドリンカブルな水で腹を壊しつつあるため、今日は休憩を兼ねて、日本での手続きについて話をしようと思う。

謎の変態ギタリストと共にお聴きください

 いい歳して会社を辞め、不意にワーホリに行こうと考える社会人には、「役所での諸手続き」という、「ワーキングホリデー」というキラキラワードとはまるで対照的な現実の壁が立ちはだかる。羊は都内の某区に一人で住んでいたのだが、他の皆さんの参考になれば幸いである。

 

[前提条件]

・今まで会社員(従業員の立場)をしていて、会社を辞める人

・6ヶ月〜12ヶ月程度の渡航予定がある人

・退職から1〜2ヶ月程度で渡航する人

 

 この条件から外れると、失業保険やらハローワークやらが絡んでくる上に羊は今回それらは経験していないので、多少狭くなってしまうが上記の条件に当てはまる、もしくは、近い人向けの記事であることをご了承願いたい。ま、不明点は辞める前に会社の総務に聞くのが一番メェね。

 

<役所でやること>

①住民税の納付

②海外転出届(任意 *やった)

③厚生年金から国民年金への切り替え

国民健康保険への加入(任意 *やってない)

 

<税務署でやること>

⑤準確定申告 or 代理人の選定

 

<郵便局でやること>

⑥転送届

 

 早速、細かく解説していこう。

(…と思ったが、意外と長くなりそうなので、細切れにして合間合間に連載する形式にすることとする。今回は住民税編!)

 

①住民税の納付

 退職時期にもよるが、びっくりするほどお金取られるので、何事にも動じない心が大事。

 

 手順はとっても簡単で、退職後に身分を証明できるものを持って役所の税務課に行くだけ。受付の番号札を取って、名前が呼ばれたら窓口へ行き身分を伝え、「会社を辞めたんで残りの住民税を納付したいです」という呪文を囁くと、即座に退職月後の納付書を全てゲットすることができる。(枚数や金額は時期と所得によって異なる。それぞれの納付書に対して支払いが必要なので注意。)

 その場で払うか、後から払うかを聞かれるが、これは好きな方を選択して良い。ちなみに、クレジットカードは(羊がいた区は)選択できず、「ペイ用のアプリをインストールした後に、アプリ上からクレジットカードの手続きをお願いします」という説明を受ける。キャッシュなら今この窓口で受け取り可能…って、こんな大金持ってるわけないでしょう。ということで、羊は後からアプリ上で手続きすることにした。アプリの案内用紙をもらってこの場はターンエンド。

 

 これにはバグ技が存在していて「最終月の給与(※手取り)で残りの住民税が精算できる場合」は、会社が残りの住民税を最終月給与から天引きしてくれるシステムがある。1〜5月期に退職する予定の羊たちは総務に処理可能か聞いてみよう。6月〜9月は多分無理だぞ⭐︎でもとりあえずは聞いてみよう&むしろ総務から事前説明があるはず。

 

 で、肝心のアプリだが、納付書のバーコードをスマホのカメラでスキャンして情報を読み取り、その後の電子決済につながるという、想像していたより今風なもの。もちろんクレジット決済も可能だ。早速(他の手続きの待ち時間を使って)バーコードをスキャンしようとするが…。

 

 ぜんっぜん読み取らねえ!!!!!!!

 

 こちとらiph○ne13だぜ?解像度の高いスマホ筆頭だぜ???角度を変えたり被写体との距離を変えたり場所を変えたり、と試行錯誤したのだが、結局エラーが出まくるだけで読み取りはできず、泣く泣く諦めることに。ちなみにアプリは即消した。

 

 とは言っても額が額なので、原ナマはちょっと…と思い次はネットバンキングからの振込を試してみることに。三菱U○Jのペイジー連動を使って振込を試みた。

 

 メガバンク…!お前もか…!

 

 この時は、「取引番号が存在しません」と言ったような旨のエラーが出た。「読み取れません」と比べたら一歩前進か。この後、近くのATMに行ってみて、手動の振込みも試みたがそれも同じ理由でNG。ちなみにこれらは長〜〜〜〜〜〜い取引番号の入力を要求されるため、かなり神経がすり減る作業であることを予め伝えておく。

 これはあくまで羊の想像だが、おそらく納付書の発行とオンライン決済の紐付けにいくばくかのラグがあり、オンライン用の決済情報がまだ発行されていない、というような状態ではないかと予想した。真相はわからんが、どうか皆うろたえないでほしい。役所の電子処理能力に期待してはいけない。

 

 このまま憂を残して異国へ飛ぶわけにもいかないので、そのままATMで納付額を引き出して、納付書を持ってコンビニへ。レジのお兄さんにピッピッピッと3枚連続スキャンしてもらったところ、ふざけるんじゃないよ普通に払えるじゃないかこのやろう、となりながらも無事お会計へ。コンビニの公共料金系の決済にはカードが使用できないことを事前に知っていたため、先ほど降ろした現金を使用すると大金に驚くお兄さん。ドキドキさせてすまんな。流石に住民税納付は詐欺じゃないから安心したまへ。

 

 時間に余裕のある人は、数日待ってアプリを再トライしても良いと思う。が、何回やってもバーコードが読み取れないとイライラするし(モバイ○レジさん改善お願いします。)、手打ちが無駄になった時もイライラするし、まあ平日ニートになった身なら現金が一番確実で手っ取り早いな、と悟った羊である。

 

 住民税の額はなかなかショッキングだが、来年度分については、来年の1月1日に日本に住民票がなければ免除されるため、羊が今年の1〜9月まで会社で働いていた分は来年は課税対象外になる予定だ。※※要:海外転出届②※※

 この仕組みについては次回の記事にて解説しようと思う。

 

 真面目な記事を書いて疲れたので、茶でも飲みながらゆっくりしようと思います。みなさん水曜日もご安全に!