アイルランドワーホリ日記(2022~2023) ~ニート羊は英語で話す夢を見るか?~

我、古今東西の酒を愛する日本羊なり!ワーホリにかこつけてアイルランドでビール三昧。語学学習...?知らない言葉メェねえ。

海の見える街(海辺の散策&大聖堂&ガーデン)

 ゴールウェイは沿岸部に発達した都市だ。街の中心街からおよそ5分程歩けばすぐに海を臨むことができる。語学学校の授業で、ニューヨークからゴールウェイまでオールを漕いでやってきた変態の記事を読んでいたら海に行きたくなったのか、友達に連れられて散策に出掛けてきた。

 今週はずっと雨予報だったのだが、アイルランドの天気予報は全く参考にならず、授業終わりには青空が広がっていた。写真の中程にある赤い家はゴールウェイ名物の建物とのこと。

 

 海岸の砂浜までやってくると、空が途方もなく広く見えた。大西洋を真っ直ぐ行けばアメリカだ。日本の世界地図では、日本(太平洋)が中心に置かれているため、大西洋を隔てて欧米が比較的近く結ばれていることは事実なのだが日本羊はピンとこない。日本からカナダに行くよりフランスからカナダに行く方が近いというから驚きだ。(カナダ狂いのフレンチクラスメート談)

 うみねこの集団が羽を休めている様子。白い斑点は全て鳥と思っていただいて差し支えない。うみねこはこの街のシンボルだ。

あーちょっと通りますね

 おびただしい量だし、こいつら意外とでかい。東京の鴉より一回り大きいか?というくらいのサイズ。稀に怖い。食べ物を持っていると寄ってくることがあるので、海辺の散歩の前に食べ歩きは済ませておこう。

 

 せっかく海近くのエリアまで来たので、そのままの足で大聖堂に向かうことに。友人のガイドを受けながら徒歩で移動した。

 大聖堂は一般人(異教徒含む)も自由に立ち入り可能。08:30〜18:30まで解放されている。入場は無料だが、気に入った人は入口で€2のドネーションをすると教会側も喜ぶだろう。中にはお土産ショップもあるので、そちらでお金を落としても良い。

 美しい壁画とステンドグラスを、静かな空間の中で心ゆくまで堪能できる。天井が高く音が響きやすいため日本でいう鍾乳洞のような洞窟の中にいるような心地だ。友人曰く、考え事をしたい時にぴったりの場所とのこと。(ほのかに暖かいし)

 

 大聖堂で心を整えて、次は友人おすすめの大学のガーデンまで足を伸ばしてみた。

 左右シンメトリーのシンプルなガーデンだった。校舎に這う蔦の色は季節によって色を変えるそうだ。この日は天気が悪化してあまり長居できなかったが、晴れた時はとても気持ちのいいリフレッシュスポットになるらしい。

 

 中心街に戻って、遅めの昼食を取ることに。

 初めてイタリアン料理の店に入ったのだが、ここのピザが劇ウマであった。トマトソースからちゃんと味がする…!こちらに来てから初めてナスを食べた!無心で食らいついたため写真を当たり前のように撮り忘れた!やはりイタリアンは素晴らしい。

 モレッティの生も素晴らしい。瓶も同じように人気だそうで、生にするか瓶にするかは選択可能。友人はモヒートを注文していたが(ここのモヒートが一番とのこと)、途中でビールが羨ましくなったのか、2杯目はモレッティに移行していた。

 

 あまり気にしないようにしていたが…やはりアイルランド料理は…。いやいや、何でもありませんよ。

 

 今晩は夜から教会のミサに潜入する予定だ。みなさんも素敵な土曜日を思いっきり楽しんでくだせえ!