アイルランドには50の天気があるらしい。
アイリッシュ曰く、昨日はパーフェクトウェザーだったらしい。ほら、景色にモヤがかかって見えるでしょう?ウェットに富んでますね。(雨だけに)
と言うわけで、昨日は合唱のコンサートでカイルモアという観光地に行ってきたので、今回はそのレポを少しと写真をいくつか紹介したい。
カイルモア(Kylemore)とは、アイルランド西端にコネマラ地域のうちの一区域で、カイルモア修道院およびそれらを含むリゾート地として、国内外問わず年中観光客で賑わっている人気スポットだ。晴れの日に訪問できたあなたはハッピーなので、アイルランドに来た際には運試しに寄ってみるのもいいかもしれない。ちなみに周りには羊と馬しかいない。
元々は英国貴族が建てたもので、英国占領下では有力貴族たちの学校になっていたらしい。アイルランドが独立してからは学校としての機能は失われたとのこと。(ホストファザー談/※この件について調べてみたが、学校云々については裏がとれずどこまでが本当なのかはわからない)
ネット情報によると、20世紀初期、ベルギーを拠点にしていたカトリックの修道女たちが第一次世界大戦をきっかけに多くアイルランドへ流れ込むことによって修道院化したという。ファザーの話の真偽はわからないが、おおよそ100年近くの歴史を持った立派な文化遺産と呼んで相違ないだろう。
降り頻る雨の中を歩くこと10分ほど。本日の会場である教会へ到着した。この雨でも意地でも傘は差さない。それがアイリッシュの流儀…。
教会の天井は綺麗なアーチを描いていて、マイクを通さなくても自動的に声にリバーブがかかる具合だ。ちなみにピンク色の光は人口のライトを使っている。リーダーがフットスイッチを踏むと青や赤に変わる仕組みになっている。リーダーはピンクが好きらしく、準備中や最後の写真撮影の時はずっとピンクに照らされていた。
ちなみにこの日のコンサートはFacebookにアップされていたので、是非そちらもどうぞ!
https://www.facebook.com/theignitegospelchoir/videos/623278129486076/
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまった。ついに空が晴れることはなかった。が、これもまた良い思い出ということで。
併設するホテルのスタッフさんからお茶とスコーンの優待券をもらい、メンバーと一緒に軽く腹ごしらえ。みな寒かったのか、スコーンの代わりにスープを頼む人が多かったように思う。お疲れ様でした。
クリスマスシーズンに向けて、続々とよくわからない建物?セット?が次々と登場し続けているゴールウェイ。多分一年に一度しか使わないであろうこれらのセットは普段どこにしまわれているのだろうか…。
こちらは今W杯で大盛り上がり。今日はドイツVSスペイン戦をパブで観戦しようと思っていますゆえ、もみくちゃにされない程度に取材したいと思います。
ではみなさん、月曜日もご安全に!