日本の年賀状のように、アイルランドにはクリスマスカードを送り合う文化があるそうだ。現地文化は便乗してナンボ、という考えのもと、羊も日本の友人たちにクリスマスカードを送ってみることにした。本日はサザ○さんよろしく、3本立てでいってみよう。
①クリスマスカードを買おう!
②クリスマスカードを書こう!
③クリスマスカードを送ろう!
①クリスマスカードを買おう!
クリスマスカードは11月ごろになると街のどこでも割と購入することができる。種類が豊富なのは大型書店やカード屋さん。「へぇ〜こんなところにカード屋があったんだ」のカード屋さんではないので注意。グリーティングカードを専門にやっているお店がショッピングセンター等の中に入っていたりする。ちゃんとデートにも使えるぞ!
あまり買い物が好きじゃない民には、食料品を買いがてらスーパーやコンビニで適当なものを見繕うのが吉だろう。逆にこだわりたい派はローカルのギフトショップなどに行ってみると、地元アーティストがデザインしたポストカードなどもあるのでお勧めだ。
羊はGalway Shopping Centerの中にある、"The Card Shop"というお店でカードボックスを購入。12枚入りで€9。バラで買うよりまとめ買いの方がお得のようだ。
②クリスマスカードを書こう!
ボックスの中には、カードと封筒がそれぞれ12枚ずつ収納されている。アイルランドでの生活のことでもいいし、友人の近況を尋ねてみてもいいし、思うがままにメッセージをしたためよう。ここで注意したいのは、カードの種類にもよるが、鉛筆やシャープペンシルはカード紙に馴染みにくい点だ。ボールペンかマジックを用意しておこう。また、インクの乾きが非常に遅く何かに触れるとすぐ滲んでしまうので、書いた後は文字には触れず、壁際で一晩ほど乾かしておくことをお勧めする。
メッセージが書き終わったら宛名を書こう!英語は住所を逆に書いていくルールになっているので若干紛らわしい。。
<例>
郵便番号 000-9999
東京都羊毛区毛刈帯1−2−3
コープラム101号室
目理野 太郎 様
↓
Coop Lamb #101
1-2-3 Kegaritai, Youmou
Tokyo, 000-9999, Japan
Tarou Merino
こんな感じになる。ちなみに羊は小心者なので、英語住所の下に日本語住所もつけておいたぞ!!郵便局員さん頑張ってくれ!!
封筒にはノリがついているので、日本の切手と同じ要領で指に水をつけて蓋をすればOK。舐めてもいいが、衛生上と友達関係上の両方の観点からお勧めしないぞ!
③クリスマスカードを送ろう!
実際に送るセットが出来上がったら、次は切手を手に入れよう!切手は郵便局をはじめとしてスーパーやコンビニの一部でも購入できるが、どれだけ在庫があるかは謎なので、余裕があれば郵便局へ行ってみることをお勧めしたい。窓口が一つしかないような小さな郵便局でも全然問題ないぞ!
郵便局に着いたら、窓口で切手が欲しい旨を伝えよう。以下が会話例だ。
羊:'I want stamps to send Christmas cards to Japan.'
局員さん:'One?'
羊:'Ten pieces, please.'
局員さん:'OK, €22.' *1通300円程度で送れます
これだけでOK!現金・カードどちらでも問題なし。切手とPRIORITYシール(海外の郵便物につけるやつ、国内の普通郵便より優先的に処理してもらえるらしい。追加料金なし。何も言わなくてももらえる)を受け取ろう。
これらを1枚ずつ封筒に貼ってターンエンド。後は近くのポストから投函してしまえば任務完了だ!
アイルランドにはデジタルスタンプ(電子切手)という仕組みがあり、国内の普通郵便であればアプリでデジタルスタンプを購入→指定のコードを郵便物に手書きで記載すれば、わざわざ切手を購入しなくても郵便物を送ることができる、というシステムがある。
とても画期的で、実際アプリのUIも良好で使いやすいのだが、残念ながら海外向けの郵便物にはまだ適用されていないそうだ。AnPost(アイルランド郵便局)先生の次回作にご期待ください…!!!
カードが無事に皆のもとへ届きますように。明日(日本時間だと今日)は、日本の友人に職の相談に乗ってもらってきます…。ニートジエンドか…。