アイルランドワーホリ日記(2022~2023) ~ニート羊は英語で話す夢を見るか?~

我、古今東西の酒を愛する日本羊なり!ワーホリにかこつけてアイルランドでビール三昧。語学学習...?知らない言葉メェねえ。

仕方ないでしょ?学校は…適当なんだから。

  冬休み明け、おそらく全学生と社会人が同時に思うこと。それは、「学校(仕事)に行きたくねぇ!!!!!」だろう。羊も例に漏れずその一匹である。

 

 とは言っても高い授業料を払って通っているわけで、初日に行けなかったら今週ずっと行けないような気もしていて、眠たい身を起こして朝自宅をし、10分前ほどに学校に着くように家を出た。

なんと鮮らかな朝焼け…

 外は1℃。体感温度はマイナス2℃とのこと。寒い。家を出る少し前にハウスメイトのトルコ人もリビングに出てきていて、ああ、今日から始まるんだな、と冬休みの終わりを実感した。

 

 実は今の家から学校に向かうのは今日が初めてだ。前の家と比べると横断すべき大きな道路が多いため信号待ちで意外と時間がかかるのでは、と予測していたが、予想は大きく裏切られた。まず、車が走ってねぇ!!片側2車線、全4車線がクロスする巨大な交差点も、信号を待つまでもなくスーイスーイと渡り切れてしまった。激混みランナバウトが懐かしいメェねえ。

 

 あの駅の角を曲がれば学校だ!というところまで来て、不意にスマホが震える。週初めは教室の入れ替えがあるため、友達が今週の教室をいち早くチェックして送ってくれたのかと期待する。(※学校には校舎が2ヶ所あり、どちらの校舎に割り振られているかは、メイン校舎の3Fまで上がらないと確認できないトンデモ仕様になっているぞ!)なになに、今週はどこだって?

 

「学校明日から。。。」(原文ママ

 

 え…?

 

 え…?

 

 友人に詳細を聞いたところ、学校前で校舎が開くのを待っていたが、同じような生徒以外誰も来ない。仲のいい先生に個人的に連絡を取ったら、学校は明日からだよ〜と言われた。とのことだ。マジかよ。

 

 急いでハウスメイトのトルコ人に伝言ゲームをする。え、マジかよ。今家出るとこだったわ。との返信。間に合って良かったです。その直後、昔いたクラスのグループに韓国人の友達の投稿が入る。今日って学校閉まってる???→うん、明日からだ!真面目な生徒たちは皆阿鼻叫喚である。

 

 多くの学生は今日が休学であることを知らされておらず、あろうことか、学校から学生へ入学時に渡されているプログラム上では、確かに今日から授業スタートとなっているのだ。休日を弾くことのできないアホの子仕様に乾杯!!!

 

 気づいてはいたが、この学校、信じられないほど適当なのだ。

 

<羊が被害に合ったイベント>

・教室の確認はメインビルの3Fでしかできない。サブビルだった場合そこから移動に5分以上かかる。教室は毎週変更する。

・初対面同士が交流を深める校外のイベントで、主催者が1時間半後に来る。席の予約すらされていない。

・申し込んでいたイベントが予告なしで勝手に無くなる。

・17時に校舎クローズのはずが、人気(ひとけ)がないという理由で15時半に施錠され校舎に閉じ込められる。

・サブビルのメインドアに勝手にオートロック(開講中は常時解除)がかかり、休憩時間に寒空の下に放り出される。

掲示されていた教室に行ったら工事中。事情を話すと別の教室になったことを告げられて移動する。が、その教室は別授業で使用中。

・教室の暖房が壊れているのに頑なに1週間使い続ける(右も左も空き教室)

・ホリデー期間変更の申請をしたら、羊のビザじゃできないと明言される。後で別のスタッフにもう一度聞いたら普通にできた。

・1/2は休みなのに、休み前に告知も掲示もなかった。←NEW

 

<羊が回避したイベント>

・試験対策コースには試験の受験費が含まれているが、試験の申し込みは自ら申請が必要。…であることが学校側から説明がない。実際にそれを知らず、未受験のまま帰国することになった生徒が複数いる。

 

 現地ではアイルランド時間だとか、アイルランド仕様などという言葉でしばしば揶揄されているのだが、生粋の日本生まれ日本育ちの羊としては、この適当さにどうしても馴染むことができないでいる。効率とか全体最適化って言葉知ってます???

 

 今日だって、時限設定で全員のメルアドに「休みだよ!」って送るようにしておけば良かったんじゃないでしょうか…。間違えて来てしまった学生からの問い合わせを捌く方が面倒臭いと(個人的には)思ってしまうが、待機しているスタッフもおらず繋がる窓口もないのである意味での最強仕様である。

 

 というわけで学校が休みになったことは嬉しくもあるものの、昼からの予定まで微妙な時間が空いてしまい、カフェで一息ついているところだ。明日から頑張ります。

 

 みなさん三が日もご安全に!