アイルランドワーホリ日記(2022~2023) ~ニート羊は英語で話す夢を見るか?~

我、古今東西の酒を愛する日本羊なり!ワーホリにかこつけてアイルランドでビール三昧。語学学習...?知らない言葉メェねえ。

ドッキドキの1ヶ月生

 今日から語学学校が始まる。とてもいい天気だね!とファザーが笑っていた。(超雨)

 

 時間は月〜金:09:00〜12:00。間に30分の休憩が入る。初日はオリエンテーションがあるため、08:30集合。ファザーが念の為、と車で送ってくれた。オリエンテーションはこの週に入学する人が参加する説明会のようなもので、スタッフの人がパワポを使いながら、周辺の地域についてや、学校についてなどを説明してくれた。が、たった2日で英語がスラスラ聞き取れるようになるわけでもあるまいし、教えてくれていることの30%程度しかわからない(多分簡単な単語を使ってくれているんだと思うんだけど)。スライドのデータももらえず、メモも追いつかず、なんの成果も得られないまま自分の教室へ。

 

 空いている席に適当に腰を下ろして、1冊だけもらったテキストをペラペラめくりながら時間を潰す。クラスには5人くらい学生がいたけれど、仲良く喋るという雰囲気ではなく、各々思い思いに過ごしている、という印象だった。程なくして先生がやってきて、授業が始まる。

 

 私メェが入ったのは中上級クラスで、全6クラスのうちの上から3番目のクラスだった。平均よりちょっと上くらいかな?といったところ。が、なぜか同じ日に入学した他の学生は、英語がペラペラ。多少地域ごとの訛りはあるが、聞き取れるし喋れる。え?語学学校に通う意味あります????

 

 しかも、実は私メェのホスト先には、少し前からその家にステイをしているイタリア人の学生がいて、彼は英語がペラペラでファザーと楽しく会話をしているのだが(私メェは20%くらいしか理解していない)、まさかの彼と同じクラスに配属されていたのだ。彼は私メェがまったく英語を喋れないことを知っているから、え?なんで???という顔をしていた。こちらが言いたいぞ。

 

 この謎は案外すぐ解けて、いわゆる日本の受験英語は、イディオムとかグラマーにすこぶる強いことから、入学前にPC上で解いたクラス分けのテストは意外と点が取れるようになっている。(リスニングとスピーキングは一切なし。)これに対して、ラテン語を起源にしている言語に親しんでいる人は、聞いたり喋ったりは上手なのだが、細かいボキャブラリーに疎い…気がした。ホスト先でペラペラのイタリア人も、ペアで一緒に問題を解いていると語彙が少なく、活用がめちゃくちゃだったりする。その反面、先生と楽しくジョークを飛ばし合いながら喋っているのだ。なんというか、日本の英語教育の敗北を己を通じて知らしめられている感覚になる。(共通テスト?が今後はリスニングとスピーキング重視になると以前ニュースを見たが、是非そうなると良いと思います!!!)

 

 そんなこんなで授業が終わり、12:00を過ぎると魔法が解けるんだか掛かるんだかして、ニートは下界に放り出される。まだ行きつけのパブもないし、あまり遊んでるお金もないし、かといってすぐ帰るとホストが心配しそうだし…。とりあえず学校のLibraryに入って勉強をしている。ぼっちじゃん。これは流石にダメだと、15:30から始まる街歩きツアーに申し込んでみた。そう、友達を作るにはまずコミュニティかアクティビティに飛び込むところから!初日はこんなものでしょう。

 

 来週からは「隠キャでもできる!海外の語学学校で友達を作る方法5選!」を連載したいと思います。ひつじの€39.80先生の次回作にご期待ください!!ちなみに、ユーロ硬貨は5セントまでしかないから、キャッシュで払うとそれを下回るお釣りは切り捨てされちゃうぞ⭐︎

 

 月曜日は飲み過ぎに注意!みなさんご安全に!

その辺によくいる鳥