アイルランドワーホリ日記(2022~2023) ~ニート羊は英語で話す夢を見るか?~

我、古今東西の酒を愛する日本羊なり!ワーホリにかこつけてアイルランドでビール三昧。語学学習...?知らない言葉メェねえ。

灼熱のゴゾ島巡り〜熱中症に負けるな〜

ずっと家にこもってばかりというのもアレなので、マルタの北に位置する島、ゴゾ島に観光に来てみることに。ゴゾ島へは本島の北端、または首都バレッタからフェリーで行くルートがある。お値段に3倍くらい差があるため、貧乏羊は北端からの海路を使うことに。

現住所からフェリー乗り場まではバスで約1時間。本日も青天なので、本島観光も含めてのんびり行くメェね。

船着場に到着したところで、待合室の隅にあった売店で朝ごはんを調達。安定の美味さと安さのパスティッツィ。船は30分〜1時間に1本ペース。乗船時間もあるので、意外とすぐ来る印象だった。食べかけのパスティッツィをリュックにしまって、いざ乗船!

デッキ(テラス)の横脇にテーブル付きのベンチ席を陣取って、海を眺める。最高の天気!最高の船旅!料金は帰りに払う式なので、往路はタダですぞ!!!

頭に流れるのは、なみのりのBGM。ラプ⚪︎ス乗りてぇえええ〜〜〜。

40分ほどの航海は本当にあっという間に終わってしまって、ゴゾ島へ上陸。このフェリーに1日中乗っていたいメェね。

空港もそうだったけど、さすがリゾート地なだけあって、船着場にも各ホテルのお迎えや客引きの波が。熱気がすごい。みんな、マルタには大金を持って来ようね…。

羊が目指しますは「古代遺跡ジュガンティーヤ」!!!なんてロマンのある響きなんだ…。指輪物語JRPGの影響で古代文明や古代遺跡には目がなかったりする。中心街まで出てバスを乗り継ぐルートだったのだが、途中下車して徒歩30分というルートもあったため、海外バスを全く信用できない羊はこの独自ルートをとることに。

教会の圧がすごい。この行き当たりばったり具合が一人旅って感じメェ…。

ジュガンティーヤ遺跡は、併設のミュージアムと遺跡見学の2部制になっていて、まずはミュージアムで歴史やら発掘品やらをお勉強。入場料は遺跡とセットで€10。ミュージアムの展示はこぢんまりながらも分かりやすく、土器やら装飾品やらをじっくり眺めることができる。古代歴史好きには結構おすすめ。

お次は実際の遺跡探索をば!ミュージアムから伸びている遊歩道を歩いていくと、だだっ広い丘みたいなところに遺跡が見えた。

遺跡の中には見学用のタラップが敷かれていて、その上を歩いてあたりを見回す形式になっている。お触りも厳禁。ところどころに解説ボードがあるが、ミュージアムに書かれていることと関連しているので、事前にちゃんと予習をしておくと吉ですぞ!

嬉々として乗り込んだジュガンティーヤだったが、遺跡としては、本当に申し訳ないんだけれども、個人的にはイマイチ。というのも、全体的な保存状態が絶望的なのだ。マルタは中世時代にイスラムVSキリストの係争地だったり、ナポレオン帝政時代に支配国が一転二転したり、世界大戦下でもヨーロッパ補給線を睨む重要拠点として激しい空襲を受けたりしていて、古代遺跡の保護なんてやってらんねー!状態だったのだと思う。。

 

イギリスの支配下に入ってから世界大戦勃発までの間は比較的穏やかな時代で、遺跡の発掘が進み、観光スポットとしても人気だったらしいのだが、その時はその時で、観光客による破壊行為(軽微なものではあるものの)が横行していたとのこと。歴史遺産に自分の名前を彫るのは本当に愚かなことなので、あの世で反省してほしい。

 

本格的な修復が始まったのは二次大戦後から。そして今に至るのだが、まあ…こうなっちゃうよね、という具合。失われた箇所はもう戻ってこないし、今できることは残っている外壁の保護と、発掘品の保護&展示くらいといったところか。なんとも寂しいものである。

とはいっても、ミュージアムが予想以上に良かった点と、ゴゾ島自体は1日で周りきれてしまう規模の島なので、マルタ観光の際は是非とも。

お次は島の中心街ビクトリアで、昼食を取る場所の目星をつけつつ観光地のチタデル(要塞地区)へ。

この中にレストラン兼タパス屋さんがあるとの触れ込みだったのだが、営業しておらず。お腹が空いたのですが…。

何もせずに引き返すのも勿体無いので、空腹に耐えながら地区の中をぐるっと回ることに。マルタストーンもだんだん目に馴染んできた感じ。良い色合いだなぁ。

見晴らしも素晴らしい。フォトショかよ…。

VSハンガリー(ブダ)

VSアイルランドアラン諸島

どこの地域も晴れると綺麗だけど、やっぱり地理(特に緯度と風の通り方)によって雰囲気が全然違うな〜と感じやす。当たり前なんだけれどもヨーロッパは広い!!!「目標はヨーロッパだ!」はやっぱ無理っすよジュ(◎)ルさん…。

 

空の青さと美しい建築物に感動するものの、外気温は30度超えの炎天下。さすがにこれ以上は危険だと判断し、早急にどこかへ避難することに。

早速、左手に良さげな店を発見!(登るときにも目をつけてたけどな!)

このブリティッシュパブは、CISK(マルタのビール)が置いていないという生粋のブリティッシュパブだったので、お店のコンセプトに従ってブリティッシュビールをいただくことに。ホブゴブリンのドラフトは初めて飲むぞ!そして美味い。そして安い(€4.5)。後半戦のイングランド旅も楽しみメェねえ〜。

 

最近は節制のために地獄の自炊暮らしで、毎食が涙のマッシュルームパスタ。今日はパーっとお金を使って豪華なものを食べるぞ!と意気込んでいたので、イカしたレストランで昼食をとりたかったのだが、この炎天下の中歩き回るのも多少しんどくなってきてしまった。

 

帰れないと一大事なので、方針を変えて、家の近くまで帰宅してから繁華街で夜ご飯を豪華にするのはどうじゃ!?と思い立ち、ゴゾ巡りはこの辺りで終了することに。(とにかくバスが使いにくすぎるってのもあるが)

復路はチケットセンターで€5ほどを支払って乗船。船はやっぱりテンションが上がるぜ!

マルタは海のアクティビティが豊富なので、次に来るときは大金を握りしめて上陸したいところ。見てるのも楽しいけど、羨ましさが勝つぞ!!伊豆でいいじゃん、は禁句。

 

往きと同じ船着場に到着し、同じバスを使ってまずは家に帰るぞ〜と考えていたところ、バスが40分遅延。バス乗り場は屋外冷房なし。さすがにクラクラしてきて、帰りのバスの揺れも相まってたちまちグロッキーに。フラッフラの状態で帰宅し、寒気と頭痛と吐き気に悩まされる。水分をとってからベッドで横になってみたものの、結局夜まで回復せず、豪華なディナー(キラキラ)はおあずけに。羊の地中海ワイン大作戦が…。

 

日本もこれから夏本番!みなさん、熱中症にはマジで気をつけてください!!!

マルタで酒にありついた/バレッタ市街観光<世界遺産>

マルタ滞在も早1週間ということで、せっかくなので今日は遠出をしてみることに。ハウスメイトがバレッタ市街に行くとのことで、バスの勝手がイマイチよくわからない羊は便乗して連れて行ってもらうことに。

バスに揺られること約15分。出迎えてくれたのはトリトンの噴水だった。うんうん、ちょうどリトルマーメイドも公開中だしね。(ただし水はない。)

バレッタ市街は、ちょうどハンガリーのブダ城のような、エリアそのものが観光化されている人気スポット。まだ09:30前だったのだが、すでにかなりの盛況だ。お昼になるともっと混むとのこと。

 

↓ブダ城(ハンガリー)の記事はこちら

マルタの良さは、なんといってもこの高低差。坂や階段があるところは無条件で良い画になる。ちなみに、マルタの建物は、マルタストーンと呼ばれる独自の石灰石を使うことが義務付けられているらしく、多くの建物が土色(白、オレンジ、黄土色)で統一されている。興味深いメェね。

ブラジル人に「日本にはそういう建物の色指定ってあるの?」と聞かれたので「特別な地区以外は特に決まりはないけど、日本人は無難な感じが好きだから、なんだかんだ白とかベージュとか灰色とかが多いメェね」と答えたら「ブラジル人は青が好き」という使えそうな使えなさそうな豆知識を教えてもらったぞ。信ぴょう性は怪しい。

現地では、ブラジル人ハウスメイトの友達である別の日本人を紹介され、お互い英語で話しながらバレッタを観光することに。マルタは中世の時代から地中海を睨む城塞都市としての役割が重要視されていて、今でもその名残りなのか観光用なのか、見晴らしの良い場所には大砲が鎮座している。展示と侮るなかれ。バレッタ地区に住んでいる日本人(トモノリ氏)曰く、夕方ごろに海を臨む大砲たちが空砲を鳴らすのだとか。

砦近くには軍事ミュージアム的な場所も。入り口からチラチラ覗き見ると、軍服なのか近衛武官の正装なのか、何やらきっちり制服を身にまとった人々が!入りたかったのだが、連れのブラジリアンが超金欠ということで入場却下に。次は一人で来てみたい所存です…!くう〜〜〜。

市街の中には庭園が多く、観光客はもちろん、地元の人が休んでいるような場面も。のどかメェねえ。

最後だし伝統の羊料理を食べてみたいとトモノリ氏が提案し、いくつかレストランを回ってみることに。(これがカニバリズム…。)しかしそれらしいフードが見つからず、お昼は適当に取ることに。羊はこの広告が気になります!!!

しかしながら、レストラン食も金欠ブラジル人によって遠回しに却下され、バス停付近の露店でマルタのファストフード、パスティッツィをいただくことに。マルタのビール、シスクを添えて。ってなんだこれ、うっま!!!!!!パスティッツィうっま!!!!

パイとクロワッサンの中間くらいの食感。具材はものによりけり(羊はチーズをチョイス)。これがうまい。しかも€0.7とお安い。ブランチは毎日これでいいレベルに美味しい。マルタに来た人はぜひ食べてくれよな!

マルタではうさぎ料理が有名らしいのだが、どうやら相当かみごたえがあるらしく、旅行者には不人気なんだとか。馬肉もあるが生はない模様。タコやイカを食べる文化はあるみたいなので、是非一度チャレンジしてみたい。

 

何勘違いしてやがる…!まだ羊のマルタ観光は終わってないぜ…!!!

 

生ビールを飲めなかった悔しさが尾をひいて、一旦アパートメントで仮眠をとってから夕方〜夜のマルタへ!生ビールを、飲むぞ!!!

明るいうちから揚々と飲み出す予定だったのだが、なぜか謎のインド人に絡まれ、トキワシティよろしく近辺の案内をしてくれるとのこと。

やっぱり海が見える街って良いよな〜。住みたくはないんだけども、観光ならOKですb

とは言っても朝から英語がトゥーマッチだったため(インド人は別に変な人ではないっぽかったが)、適当に切り上げて一人で飲みに。生生生。

ようやくありつけました、マルタ初生ビール!!!!うめぇ!!!!!暮れなずむ海を見ながらゆったり飲ませていただきますとも。

アイルランドとは違ってマルタはレストランがどこもめちゃくちゃ美味しそうなので、貧乏の身分で乗り込んだことを若干後悔。チャージなし酒が身に染みるぜぇ…。

スーパーで値段がバグってるワインをたまに見かけるので、今度は家飲みもトライしてみたい所存。いや〜〜〜野外で飲むのは最高メェね。それだけで楽しい。調子に乗ってワインまで飲んだぞ!

ではでは、みなさん週末もご安全に!

【Lv.10〜Lv.15】アイルランド農場RPG ー レベル別解放エリア一覧②

オーナーさんともだいぶ仲良くなってきた木曜日、夜にお気に入りのパブに連れて行ってやる!ということで車に揺られて徒歩移動が難しいエリアのパブへ!

 

↓レベル10未満の記事はこちら(マルタ編と前後しててすみません、、)

レベル10で解放〜地元の有名パブ”ジムオブミルズ”〜

どこのパブに行くのか尋ねたところ、ジムオブミルズだ!!と言われ、なんとなく聞き覚えのある名前だと思い、記憶を遡ること5秒。そういや、ボリソリ(キャビンから一番近い街)までバス移動したときに、バスの運ちゃんもジムオブミルズに行け!と言っていた。どこやねんと思って近隣でサーチをかけたが見つからず、羊の中で9と4分の3番線のような扱いになっていたパブだったのだ。

いや、ここのパブの何が最高って、扉がね。今は大きな一枚扉がちゃんとついているんだけど、多分昔の名残で、半分くらいの高さのバー扉がついてるんだよ…。トゥンク。この地域ではかなり老舗のパブとのことで、こういったちょっとした古さが嬉しいメェね。

中に入ると、左は歌唱部屋(後述)。右にバーカウンター。さらに奥にはテラスやパーティエリアのようなところもある。この日はちょうど、結婚式の2次会なのか3次会なのかにも使われていて、奥のエリアは貸切…のはずが、一般客も混ざって良いよ!みたいなカオスな空間だった。

 

地元で生まれ地元で育ったオーナーさんのおすすめは、もちろん左の歌唱部屋。ここでは、人々が順番にアカペラで小唄を楽しんでいた。1番を誰かが独唱し、それ以降はみんなで歌ったり、またソロに戻ったり。聞いたことのある歌もあれば、全く知らない歌もあった。

いや、これめっちゃ良くて、ケルトが好きな人はこのためだけにアイルランドに来てもいいレベルだと思う。日本でアイリッシュ演奏も聴けるところも多いけれど、さすがにこの文化を体験できる場所はないだろうな〜と思った。(ある意味カラオケに近いのかも?)

地元アイリッシュが多いティペラリー(の中でも田舎のほう)ではアジア人はもとい、日本人は相当珍しい部類らしく、特に高齢の方たちはとても気にかけてくれた。観光地ではないので滞在が難しい地域ではあるのだが、ケルトアイルランド好きには是非訪れてほしいパブメェね。オーナーさんも小唄を熱唱。歌うますぎワロタ。

パブって車で行くんだよな。え、てことはオーナーさんは飲めないの?もしかしてただ送迎してくれるだけ???と思った羊が甘かった。パイントを3杯あおったオーナーさんの車で無事キャビンに帰還しました、とさ。

レベル15で解放〜隣町(テンプルモア)の自然公園〜

ボリソリの隣町、テンプルモアには有名な自然公園があるらしく、ピックアップしてやるから行ってこい!とオーナーさんに言われて、ご厚意に甘えることに。やっぱり車があると景色が変わりますな。

徒歩だと約2時間かかってしまうような場所でも、車ならものの10分で到着。え?計算間違ってるって???テンプルモアはボリソリよりも少し賑やかな街で、リムリックやダブリンまで行く列車も通っていた。

 

車を下ろされ、そんじゃまた夜に迎えに来るから!と言われて、とりあえずは有名な公園探索に出かけることに。

アイルランド、というかヨーロッパ全体のアドバンテージは、なんと言っても地震がないこと。中世くらいの時期の建物なら、別に直さなくても、少し風化したくらいで形がそのまま残っていることが多い。本当にずっこいのだ。その代わり、保護って何?みたいな状態ではあるのだが。

開けた場所にあった、教会跡や共同墓地の遺跡が見事だった。ここで時空のロッドを振りたい。墓地側は変なものが写るといけないのであまり撮影しなかったのだが、散らばったゴミを見るに、夜な夜な若者が酒盛りをしているらしい。やっぱり日本人も墓地で飲むべきなのか?

そして、謎の石造りの門の近くにあった、草に囲まれた遺跡…。なんだこれ…。絶対FFにあるじゃん…。

近づくこともできますぞよ!うっひょ〜たまんね〜な〜!羊の撮影スキルが低くて残念なのだが。スク⚪︎ニさん、ぜひFF17の取材はアイルランドでやってくれよな!!!羊は日本でFF16を楽しむ全ゲーマーを呪っています。帰国したら即やるぞ!!!

カラッとしてはいるものの、夏の日差しが強い今日、オアシスは冷たいものにあり!ということで(酒は売ってなかったので)ジェラートとやらをいただくことに。ベリーの酸っぱさが身に沁みるぜぇ…。

16時を過ぎて、ぼちぼち空き出したパブに避難して酒&ご飯を。ここのポテトは良し。酒のつまみっぽくカリカリで、おかわりしそうな勢いだった。ギネスもうまし。

レベル20〜さよならティペラリー〜

あっという間にティペラリーでの1ヶ月が過ぎ、羊はアイルランドで最後の花火を打ち上げるためにゴールウェイへ。羊は国語の小説文が苦手で「雨が降ると悲しいってなんぞや???」と疑問に思っていたのだが、今までずっと晴れだったティペラリーが最終日だけ雨になり「雨って、こんなにもの悲しいんだ…」を肌で経験したのだった。

オーナーさんにも「羊と別れるのを寂しがってるんだよ」と詩的な言い回しをされ、その感性って英語でもあるんだ…と謎に感動。車でテンプルモア駅まで送ってもらい、一旦ダブリンを経由して、ゴールウェイへ。

残りの3ヶ月は、アイルランドを拠点にせずにヨーロッパの主要箇所を回るので、このティペラリー生活が終わったあと、アイルランドにいるのも最後の旅行の1週間だけ。ユーロの高騰&アイルランドでの地価と物価の上昇で致し方のない部分はあるものの、8ヶ月近く過ごしていたので羊も寂しいです。

ゴールウェイも好きだけど、ティペラリーも良かったな〜。しみじみ。

 

でもこんなセンチメンタルは、ダブリン行きの列車で吹っ飛んだぞ!!!

 

羊の乗った車両は全席指定席なのに、なんで羊の席に人がおるねーん!そして、指定席をとってなかったっぽい人が、申し訳なさそうに「すみません、あなたが来るまで使ってました」と自己申告して席を変わってくれたものの、羊の予約してる席そこじゃないねーん!車内にはゴミも散らばっていて、アイルランドぐぬぬ…を久々に思い出した羊でしたとさ。公共機関はちゃんと使おうねアイリッシュ

楽しいことも、嫌な思いをしたことも色々あったけど、まあ色々あったことが良い経験だったと言うことで。ティペラリー、特に、羊が滞在したキャビンは”虫が大丈夫な人なら”結構おすすめなので、アイルランドで夏期を過ごす予定の方は是非候補に入れてもらえばと!本当に楽しかった!途中まで一緒にシェアしてくれたRina氏もありがとな!

Rina氏がいなくなった後の羊のエサ

アイルランド日記は、まだ最後の1週間旅行と、センパトのときの旅行と、コーク旅行が残っているので、時間が空いたときに一つずつ書いていこうと思います。

 

ではでは、みなさん週末もご安全に!

マルタにやってきました

約9ヶ月間のアイルランド生活を終えて、マルタへやってきた。

マルタはイタリアの南に位置していて、本島のマルタ島の他に、ゴゾ島、コミノ島を合わせた3つから成る小さな島国だ。欧州では夏のバカンス地として有名。アイルランドと同じく、公用語は自国の言語だが、実際は多くの人が英語話者なので、語学留学先としてもよく知られている。

 

事前の情報よろしく、機内はホリデーを楽しみにきた家族連れが多い印象だった。隣に座っていた男児は終始膝を抱えるような非常事態ポーズで座っていて少し心配になった。この飛行機、まさか墜ちるのか…?

入国審査はもう怖くないぞ!と息込んで列に並んだのだが、まさかの何も聞かれないパターン。パスポートを出すとすぐに、審査官がスタンプをポンと押してくれ、返却の際に「コンニチハ。アリガトウ。」と言ってくれた。やはり日本のパスポートは世界一だなぁ。(日本人留学生がそれなりにいる、という背景もあるとは思うが)

 

アイルランドのダブリン空港とは打って変わって、こちらの空港はゲートを出た直後から、ホテルスタッフたちの看板祭り。さながら大学の新歓のよう。欧州きってのリゾート地だけあり、人々の熱気がムンムンしていた。スタッフたちのアーチを抜けて、貧乏羊はそそくさとバスターミナル方面へ。

 

マルタのバス事情はちょい特殊らしく、普通に乗ろうとすると€2で2時間乗り放題チケットがもらえるというもの。2時間あれば本島のほとんどの場所にはアクセスできそうな島の規模なので、乗り換えがあっても安心だ。

 

「12 single days」(€15)という12乗車分の回数券(磁気カード)があり、1ヶ月未満滞在の羊はこれをバス乗り場前の発券機から購入。3〜4日以内の滞在であれば1日乗り放題カードも有り。4〜6ヶ月以上なら定期券のようなものもあるらしい。

 

バスに揺られながら街を見物。イメージとしては、首都高を降りたりまた入ったりを繰り返している感じ。自動車専用道みたいなところを走っている次の5分には、車幅ギリッギリの一般道(一通)を爆速で駆け抜けたりしている。山あり谷ありカーブありで車内は激揺れである。

ものの見事に宿の場所を間違えた羊。おそらく20度後半であろう快晴の中さまようこと1時間。やっと正しいバスに乗り換えることができた。2分早く通過していった94番のことは一生忘れないと思う。

フライトの遅れもあり、チェックイン予定を3時間ほど過ぎたところで、ようやく宿に到着。

宿は2階建て+3Fはテラスになっているアパートメントで、共同リビング1、共同キッチン、共同ユニットバス2、共同バルコニー2、部屋6のシェアハウス形態。さらに羊の借りた部屋は1部屋3人のシェアルームなので、ちょっとこぢんまりしたホステルといった印象か。今は8人くらいが一緒に暮らしているようだ。

大人数で共同生活ということもあり、必要なものは大体揃っていてありがたい。もっと汚いかと思っていたが意外と綺麗だった。シャワーの水圧は弱めだが、ちゃんとお湯が出る。ありがたい。

初日ということで、散歩がてら買い物へ。もともと外国人留学生が多い区画らしく、治安は悪くなさそうな雰囲気だ。道路も比較的綺麗だが、車の多い国なので歩道の整備が適当だったり、信号機があまりなかったりで歩きにくく感じた。歩行者が渡ろうとすると車が速度を緩めてはくれるのだが、そんな保障はどこにもないっちゃないので心配。

徒歩10分ほどの大型スーパーでは、買い物前に大きい荷物を預ける仕様らしく、入り口で警備員のおっちゃんに注意を受ける。いろいろと教えてもらいながら荷物をロッカーへ。エコバッグをリュックの中に入れたままで、案の定後で恥をかいた。

スーパーには陳列棚の他にもデリのようなものがあって、まじまじと観察。デリの他にも、精肉、チーズ、フルーツの量り売りコーナーもあった。物質が豊かだ。

1週間分くらいの食料を買って帰宅。すっかり疲れ切ってしまって、この日の夕食はスーパーで見つけたカップラーメンを食べてみることに。味⚪︎素を信じろ!!!

ところどころで会うハウスメイトたちと軽く自己紹介をしながらシャワーを浴びる。お湯を熱くし過ぎたのか、みるみる目が冴えてきてしまったので、外の景色を眺めながらベランダで仕事をすることにした。

マルタの日暮れは20:30ごろ。アイルランドの22:30からすると、だいぶ南に来たのだなぁと思う。日中は必要なかった上着を羽織って、りんごジュースで乾杯。仕事なんて始めるんじゃなかった。

 

7月初旬まではマルタで過ごし、資金を貯めてから最終盤の欧州大陸旅行へ。羊先生の次回作にご期待ください!!!みなさん、週明けもご安全に!

【Lv.0〜Lv.5】アイルランド農場RPG ー レベル別解放エリア一覧①

ティペラリー生活もあっという間に2週間が過ぎ、しばらく一緒に生活していたRina氏は本日ゴールウェイへと戻っていった。2週間前に来たときは、まさかスコッチ(1000ml)が空くとは思ってなかったメェねえ…。ワインも2本飲んだ。

大自然の中に住んでいるということもあって、周辺のまともな交通手段は自家用車だけ。もちろんそんなものは持たぬ羊にとっては、徒歩圏内で歩ける範囲とオーナーさんがたまに連れていってくれるエリアが実質的な生活圏となっている。歩ける範囲には限界があるので、全体的にオーナーさん頼み。

 

日を追うごとにオーナーさんと仲良くなり、彼の計らいによってさまざまなエリアが解放されていく仕様になっている。これなんてRPG???というわけで、今回はレベルアップ(?)と同時にどんなエリアが解放されていったのか、写真とともに紹介するぞ!!!

レベル0から解放済み〜徒歩圏内エリア〜

キャビンエリア(住んでいる家)

現在の住処の間取りは、リビングダイニング/ベッドルーム大/ベッドルーム小/ユニットバス/庭といった造りになっている。家というよりかは、大きなトレーラーハウスの中という感じ。古いしど田舎だしということもあって綺麗とは言えないが、必要なものは揃っていて居心地が良い。アイルランドの夏は日が長いので、カーテンの遮光性はもう少しほしい。

うまこエリア

キャビンエリアを抜けてすぐのところに馬が2頭いたりいなかったりする。馬の手前のワイヤーには電気が通っているとのことで、お触り厳禁。

鶏の駆ける路

一番そばにある私道に出ると、車や人ではなく鶏・犬・猫あたりが駆けていく姿をよく目にする。坂を下って左に曲がると大きな幹線道路につながっていて、道路沿いに30分ほど歩くとボリソリーという小さな町があり、買い物をしたりパブに寄ることができる。これなんてRPG???

牛とにらめっこできるフォトスポット

幹線道路の途中には、牛や馬が飼育されている原っぱが広がっている。謎のカメラマークの看板の脇にはこんな感じの牛たちがいる。にらめっこで勝負しよう。(大体負ける)

田舎町ボリソリー

街に近づくと住宅街もちらほらと。街の中心部には教会と小中学校があり、お昼の街中は子どもたちで溢れかえっている。小型スーパー、ガソリンスタンド、ランドリー、パブ、カフェといった生活店が揃っていて、ちょっとした買い物ならボリソリーで揃えられる調子だ。

レベル5で解放〜裏庭スポット〜

キャビンには洗濯機がないので、洗濯物を渡すとオーナーさんたちの家で洗濯をしてくれる、というシステムなのだが、まあ小物は自分で洗って干すかということで、水場やホースはないか?とオーナーさんに相談したところ、ホースはこっちにあるぜ!と裏庭スポットが解放された。

大きな馬小屋

オーナーさんは農場経営だけでなく、趣味で何種類かの動物を買っている。先ほどのうまこ達も夜になるとこの馬小屋へ帰ってくるとのこと。手作り感満載の明るい色使いが美しい。鶏は今日も自由。

うさぎ小屋

馬小屋の裏には、うさぎ小屋が備えられている。これだけ広いところで飼育してもらえればうさぎもさぞ満足であろう。しかしながら、エサは驚くべきことにリアル「そこら辺の草」。その辺の伸び過ぎた雑草をブチっともぎ取って与えるだけのコスパ最強のペットだ。うさぎは埼⚪︎県民だったのか…。

豚さんの庭

食べるわけではないそうなのだが、裏庭の奥には豚もいる。豚小屋というと狭い場所の形容詞として使われがちだが、ここはさすがのアイルランド。豚さんのお庭も広い。

鶏小屋

お前らは朝、ここでコケッコッコしてんだな。キャビンの真裏じゃんか、そりゃうるさいわ。定期的に卵を奪われる可哀想な鶏たちであるが、その卵は濃厚で美味しいと言われている。(オーナーさんが3日に一度くらい卵を差し入れてくれるぞ!!)

 

到着後4日ほどでこれらのエリアが解放され、日々の変化が楽しむ田舎暮らしを満喫している。羊はどちらかというと都会派なのだが、人生たまにはこんな生活もいいメェねえ。

 

想定より長くなってしまったので、レベル10以降は次の記事で紹介予定です!みなさん、今週もご安全に!

ハルカミライへ

これを奇跡って呼ぼうか…。

(ちゃ ちゃらら ららら ららら ららら らら)デデーン!

今ここで国境を超えてくれ??????

 

というわけで、本日はアイルランドとあまり関係(なくはないんだけど)ないブラッククローバーとゲーム&アニメに関する記事をお届けします。

ブラッククローバーとは

週刊少年ジャンプで大人気連載中のダークファンタジー漫画。魔力の強さによって階級や生き方が決まってしまうクローバー王国で、魔力ゼロの主人公アスタが、努力と根性で自分の限界を超えながら最強の魔法使い&国の守護神である魔法帝を目指すよ!!

 

大きなお友達からの人気があまりないことをしばしばネタにされていて、結構真面目な話、羊は日本で自分以外のファンに会ったことがない。ジャンプを購読している層が大雑把なあらすじを知っているくらいのレベル。漫画を読まない友人には、「え?それどこの漫画?」と言われましたよ!ジャンプだよ!!!!(しかも週刊〜〜〜〜)

 

公式Twitterにつくリプライが日本語より外国語のほうが多いのもはやブラクロの風物詩。羊は考えた、なら海外ならファンに会えるのでは!?クローバー王国とかどこのアイルランドと、オタクイベントに潜り込むものの、みんな竈門⚪︎治郎(+柱)と早⚪︎アキの刀は持ってるのに何で斬魔はないね〜〜〜ん。ジャンプ×日本刀は海外オタクの憧れではないのか…?(偏見)

 

とまあ、個人的にはとても好きな作品なのですがファン仲間がおらず、誰と共有するわけでもなく一人でひたすら漫画を読みアニメを見て楽しんでおりました。

2023年5〜6月中、いろいろなものがアツいブラク

んでもってこのブラクロ、今本誌はまさに最終章真っ只中。羊はコミックス派なんだけれども、そちらも主要キャラの過去編を織り交ぜて、という感じで伏線を回収しにかかっている感がある。

 

漫画の展開に輪をかけるようにして、

  • オリジナル映画が6/19(金)から上映開始
  • 公式ゲームアプリが5/25(木)から配信開始
  • コミックスの最新巻は6/7(水)発売

と、2023年初夏はまさにブラクロウィークスという状況。なぜこのタイミングで。

 

海外人気を意識してか、映画はネトフリで世界同時配信予定となっている。映画館へ見に行けないことはとても悔しいが、一応アイルランドからも観ることができそうでホッと一安心。コミックスの最新も待ち遠しい。

 

公式ゲームアプリも事前ダウンロードを済ませて、久々の「ゲーム」ということもあり、今週はやりこむぞ〜〜〜〜〜と意気込んでいた。

で、これです。

パラディンさん、この世界を浄化してくり〜〜〜

実は今、ユーロの資金繰りに帆走中の羊。日本口座のまとまった円をユーロ口座に振り込むために、親経由で日本からの海外送金にチャレンジしているのだが、地元地銀の海外送金手数料が8,000円(なのに1週間もかかるらしい)とのことで、なんじゃあそりゃ…と消沈気味だったのだ。そして30もこの世で生きている羊は知っている。「不幸は重なるものだ」と。

 

心の拠り所にしていたアプリにも手のひらを返され、まさに闇落ちしそうな羊です。助けてアスタ。

ゲームがないこの世界なんて…

日本版権のものは、基本的には海外の版権処理がされていないものが多く、版権ものにまつわるオタクは日本以外ではとても住みにくいと感じる。動画サイトなんかも、だいたいの日本人はVPNを駆使して、日本のサイトからコンテンツを楽しんでいる層が多い。かくいう羊も、漫画は日本AmazonKindle頼みだ。dア⚪︎メはVPNにめっぽう厳しいので、みんなは解約してから渡航しようね…。

 

しかしながら、「せっかくアイルランドまで来て日本のゲームをやってばかりなのもどうなの?」と渡航前の意識の高かった羊は考えており、ゲーム機は全て日本に置いてきた。

 

しかし今は、日本のゲームをやりたくてやりたくて仕方がない。暗夜ifのRTAやり込みを見ながらひとり思う…。会社を辞めてから渡航までの正真正銘のニートだった2週間、あんなにやりこんだのに…。

 

アプリゲー(課金による拡張要素があるゲーム)はあまり好きではないが、久々のゲームだ!久々のゲームだ!とハリキリ☆シープだっただけに、今回の件はかなりダメージがデカかった。助けてリーベ。

光の中へ完結する物語

というわけで戻ってきました。

渡航中にマスデュはやらないって決めたけど…リンクスなら…いいよね…。

 

いつの間にやらペンデュラムが解放されていてあら大変。当時のOCGだとEMEmが好き勝手やってたイメージ。データを漁っていたら組み掛けの先史遺産デッキが出てきたので、整えつつエンジョイ勢として楽しもうかと。

海外でアニメを観るならCrunchyroll?

諸事情あって、今はほぼVPNを使っていない羊。日本アニメの視聴はCrunchyrollという海外の配信サービスを使っている。月7€で見放題(日本の感覚だとちょっとお高めか)。最近の主要アニメは1週遅れ(それどこの静岡)だが、リアル配信に近いラグで観ることができる。

 

長編アニメに強いことも個人的には評価できる。遊戯王シリーズも、もちろんブラクロも全話視聴可能だ。連ザをやりたいけどアニメで我慢するか…と思って見始めたSEEDはSスト特格が改悪されてて笑えないメェねえ…。僕のピアノ…。

 

一つ欲を言えば、目標はヨーロッパでカブ(◎)ボーグとダイナミック(◎)ードを配信してくださいお願いします。これ切実。

 

↓Crunchyroll公式サイト

https://www.crunchyroll.com

吹き替えが用意されているアニメも多く、語学学習にもおすすめ…かもしれない。

 

というわけで羊はハートランドに行ってきます。みなさん水曜日もお元気で!!!!

日本ギネスVSアイリッシュギネス

本日は、多くの飲兵衛が気になっているであろう…「ぶっちゃけギネスって、日本とアイルランドどっちが美味いの?」問題に切り込んでいこうと思う。

日本の技術は世界ぃいいいいい!

日本人には、他者を慮る性質があると思う。それは酒においても同様で、「この酒はこの飲み方がうまい」「このつぎ方がうまい」「この料理と合わせるのが良い」と、酒界ではその酒をいかに活かすか、に情熱を注いでいる。洋酒においてもその基本方針は全く違わない。

 

ギネスは、黒ビールのこってり感を活かしつつも、マイルドな味わいが売り。お店レベルで言えば、どれだけマイルドに注げるか?に全てがかかっていると言っても過言ではない。故に、日本でギネスを扱っている店舗では、いかに本場のギネスらしいマイルドさを失わずに注げるか、が腕の見せ所となっている。

 

その緊張感からか、日本で味わうギネスはとてもマイルドで、羊が知る限りはとても美味しくいただける。チェーン店のHUBさんですら超丁寧に注いでくれる。日本で飲むギネスは、とてもマイルドだ。これは、ギネスストア(ダブリンにあるギネス社のエンターテイメント施設)における「いかにギネスは繊細に作られているか」という根本的な命題に寄り添う形になっていると思う。日本の共感力と技術は世界一。

 

注ぎ方、コンセプトへの寄り添い方、としては日本の圧勝で、アイルランドのめちゃくちゃ老舗のパブでも、日本のこだわり抜いたアイリッシュパブには勝てないとすら思う。

ビールの味を決める手立ては、丁寧さだけじゃない

しかしながら、羊としてはアイリッシュのギネスも大好きだ。ここには、日本には決して真似できないポイントがある。

ビールの決め手は新鮮さにあり

日本ギネスとアイリッシュギネスの間で大きな開きが出るのは、この新鮮さだ。ビール好きなら肌感でわかるかもしれないが、その樽がどの頻度で空くかということ。熟成がヨシとされる酒はともかく、生ビールは新鮮さが命だ。樽の中身だけでなく、それを通ってくるドラフトの管、これも味に影響する。

 

アイリッシュのギネスはとにかく新鮮だ。お店が10時に開いて、一番初めにきた常連客がギネスを頼む。その後もその勢いは止まらず、深夜1時までギネスが出続ける。週末には、でかい樽が常に交換されていく。

 

日本のギネスは、HUBのようなチェーンであれば昼に出るかどうか。本番は夜だが、ラガーや他のリキュールが人気で、チラホラ注文が入るくらい。もちろん、その日のうちに樽が空くことはほとんどない。

 

回転数(オーダー数)の違いから、新鮮さにおいて日本のギネスがアイリッシュギネスに勝ることはおそらく未来永劫ないと思う。だってこっちの飲兵衛は「とりあえずギネス」なんだもの。

 

羊はこれまで4件ほど飲食店でバイトをした経験があるが、ドラフト系に言えるのは、リアルに回転数命である。1日のうちにどれだけドラフトが出ているかによって、味は全然違うのだ。1日に1杯しか出ないドラフトの味が、1日に何百杯も出るドラフトの味には、もっこらひっくり返ってもなれないでしゅ…。

あなたはギネスに何を求めるか

ビールの良さを引き出す注ぎ方にこだわるなら日本ギネス。新鮮さを求めるならアイリッシュギネス。ビール付きにとって、これほど頭を頭を悩ませることはないだろう。でも安心してください、どっちも美味しいです。

 

アイリッシュの、粗々しく新鮮なギネスも美味い。日本のマイルドで丁寧なギネスも美味い。正直羊には甲乙がつけられない。願わくば、日本でどちらも経験できればハッピーなのだが、日本での消費量が少ない以上、日本でアイリッシュギネスを味わうのは難しい。隣の芝は今日も青々と茂っているメェね。

お互いを体験して悪いということはない

日本でしかギネスを飲んだことがない飲兵衛には、ぜひアイリッシュで本場のギネスを楽しんでもらいたい。これは羊から呼びかけなくとも「金と暇があればアイルランドに行ってるよ!!!」という人が多いのではないかと思う。

 

逆に「アイルランドギネス以外は認めん」という方、ぜひ日本で色々なギネスを経験してみてほしい。羊の経験上は、注ぎ方やマイルドさは日本ギネスの方が上だと思う。日本ギネスを嫌厭するには…まだ…早いっっ!!!

 

これは酒飲みあるある(だと勝手に思っている)なのだが、酒は全部違って全部美味い!

 

これは羊が大学生だった頃…焼酎と瓶ビールの合いの子になっているであろう150円の瓶ビールがあり、それをビールと捉えると飲めたものではないのだが、その店のオリジナルビールとすれば意外とイケる、という経験譚に基づいている。あのビールの味は、マジであの店しか出せない(し、経験したこともない)。基本的にビールは甘味とあまり相性が良くないのだが、あそこの謎ビールはお通しのアルファベットチョコとめちゃくちゃ合うのだ!!!!わっしょい!!!!

 

アイリッシュ原理派の皆さんには、是非毛嫌いせずに、日本独自のギネスを楽しんでほしいメェねえ!ギネスと思わなければ大丈夫メェよ!

日本で日本流ギネスが飲めるって、それだけで超幸せなことだと思う。みんな、卸してくれているキ⚪︎ンさんに敬礼!羊は日本のギネスが恋しいぞよ〜〜。



一部には、羊の紹介文が酒クズになったと気づいた人がいたらしいので、噂に相違ないように酒クズ記事を書いてみました!月曜日もみなさん、レッツギネス!