ティペラリー生活もあっという間に2週間が過ぎ、しばらく一緒に生活していたRina氏は本日ゴールウェイへと戻っていった。2週間前に来たときは、まさかスコッチ(1000ml)が空くとは思ってなかったメェねえ…。ワインも2本飲んだ。
大自然の中に住んでいるということもあって、周辺のまともな交通手段は自家用車だけ。もちろんそんなものは持たぬ羊にとっては、徒歩圏内で歩ける範囲とオーナーさんがたまに連れていってくれるエリアが実質的な生活圏となっている。歩ける範囲には限界があるので、全体的にオーナーさん頼み。
日を追うごとにオーナーさんと仲良くなり、彼の計らいによってさまざまなエリアが解放されていく仕様になっている。これなんてRPG???というわけで、今回はレベルアップ(?)と同時にどんなエリアが解放されていったのか、写真とともに紹介するぞ!!!
レベル0から解放済み〜徒歩圏内エリア〜
キャビンエリア(住んでいる家)
現在の住処の間取りは、リビングダイニング/ベッドルーム大/ベッドルーム小/ユニットバス/庭といった造りになっている。家というよりかは、大きなトレーラーハウスの中という感じ。古いしど田舎だしということもあって綺麗とは言えないが、必要なものは揃っていて居心地が良い。アイルランドの夏は日が長いので、カーテンの遮光性はもう少しほしい。
うまこエリア
キャビンエリアを抜けてすぐのところに馬が2頭いたりいなかったりする。馬の手前のワイヤーには電気が通っているとのことで、お触り厳禁。
鶏の駆ける路
一番そばにある私道に出ると、車や人ではなく鶏・犬・猫あたりが駆けていく姿をよく目にする。坂を下って左に曲がると大きな幹線道路につながっていて、道路沿いに30分ほど歩くとボリソリーという小さな町があり、買い物をしたりパブに寄ることができる。これなんてRPG???
牛とにらめっこできるフォトスポット
幹線道路の途中には、牛や馬が飼育されている原っぱが広がっている。謎のカメラマークの看板の脇にはこんな感じの牛たちがいる。にらめっこで勝負しよう。(大体負ける)
田舎町ボリソリー
街に近づくと住宅街もちらほらと。街の中心部には教会と小中学校があり、お昼の街中は子どもたちで溢れかえっている。小型スーパー、ガソリンスタンド、ランドリー、パブ、カフェといった生活店が揃っていて、ちょっとした買い物ならボリソリーで揃えられる調子だ。
レベル5で解放〜裏庭スポット〜
キャビンには洗濯機がないので、洗濯物を渡すとオーナーさんたちの家で洗濯をしてくれる、というシステムなのだが、まあ小物は自分で洗って干すかということで、水場やホースはないか?とオーナーさんに相談したところ、ホースはこっちにあるぜ!と裏庭スポットが解放された。
大きな馬小屋
オーナーさんは農場経営だけでなく、趣味で何種類かの動物を買っている。先ほどのうまこ達も夜になるとこの馬小屋へ帰ってくるとのこと。手作り感満載の明るい色使いが美しい。鶏は今日も自由。
うさぎ小屋
馬小屋の裏には、うさぎ小屋が備えられている。これだけ広いところで飼育してもらえればうさぎもさぞ満足であろう。しかしながら、エサは驚くべきことにリアル「そこら辺の草」。その辺の伸び過ぎた雑草をブチっともぎ取って与えるだけのコスパ最強のペットだ。うさぎは埼⚪︎県民だったのか…。
豚さんの庭
食べるわけではないそうなのだが、裏庭の奥には豚もいる。豚小屋というと狭い場所の形容詞として使われがちだが、ここはさすがのアイルランド。豚さんのお庭も広い。
鶏小屋
お前らは朝、ここでコケッコッコしてんだな。キャビンの真裏じゃんか、そりゃうるさいわ。定期的に卵を奪われる可哀想な鶏たちであるが、その卵は濃厚で美味しいと言われている。(オーナーさんが3日に一度くらい卵を差し入れてくれるぞ!!)
到着後4日ほどでこれらのエリアが解放され、日々の変化が楽しむ田舎暮らしを満喫している。羊はどちらかというと都会派なのだが、人生たまにはこんな生活もいいメェねえ。
想定より長くなってしまったので、レベル10以降は次の記事で紹介予定です!みなさん、今週もご安全に!