ハンガリーの何がすごいって、見てくださいこれですよ!!!
てんきの ちからって すげー!!
というわけで前回に引き続き、ハンガリー旅行についてつらつらと。
ireland-workingholiday.hatenablog.com
朝食はしっかりと!
腹が減っては戦はできぬということ…。
アパートメントを貸し切っているので、基本的に食事は自分たちでなんとかするスタイル。友人2人はベーグルを。羊は2人に運んできてもらったお茶漬けをいただく。日本食染みるわ…。Sioという国産メーカーの桃ジュースが濃厚で美味しい。ハンガリーでは桃ジュースがスタンダードなんだとか。
ドナウ川を越えてペストからブダへ
ブダペストは、ドナウ川を境にブダ側とペスト(以下、ペシュトとする)側の2つの地区に別れている。羊が3日ほど滞在したイメージでは、歴史的遺産や高級住宅街はブダ側、商業区画や政治機関はペシュト側というところか。
ブダとペシュトの間にはさまざまな大きさ・デザインの橋がかけられており、ハン狂(*ハンガリー狂の友人)曰く、「推し橋を見つけるとブダペシュトをより楽しめる」とのこと。レベル高いな。
キュー狂「我はあの橋が好み」(*キューバ狂の友人)
ハン狂「お主お目が高いな!」
…海外慣れ勢の適応力がすごい。
街を見守るブダ城
街のシンボルであるブダ城には、ペシュト側からバスで乗り込むことができる。橋を越え、石畳の坂道を越えて城区画へ。
ゴシックを思わせる外装のデザインに、カラフルなタイルがふつくしい…。ハン狂の解説では、屋根は国産タイルメーカー「ジョルナイ」が会社と国の誇りをかけて長年に渡り手がけてきたのだとか。タイルは定期的に張り替えられており、前回の修繕はコロナ禍中とのこと。張り替えほやほやな鮮やかな色合いが楽しめた。
城塞としての役割を果たしてきたブダ城の周りには、窓枠のような形にくり抜かれた石造りの城壁が並んでいる。かつては見張り番の物見場所だったのだろうか。今はたくさんの観光客に親しまれている絶景スポットだ。人通りが多いので、写真をとるときは素早くササっと行ってしまおう。
城の周りは自由に散策できるようになっているので、城下町を歩いて巡るのもおすすめ。1〜2時間ほどで散策できる規模感だ。今回は利用しなかったが、レストランやカフェも一通り揃っている。ところどころに高低差があるので靴は歩き慣れたものがいいだろう。
城の裏側はこんな感じ。世界大戦中の野戦病院や、冷戦中の核シェルターとして使用されていた時期もあり、表側と比べると少しひんやりした空気が漂っている。
にしてもこの日は本当に天気に恵まれて、まさにバケツをひっくり返したような青空が広がっていた。砦を守る翼竜もさぞご満悦だろう。羊も嬉しいです!!!
下山後に廃墟バーで一杯
みんなで唱えよう魔法の言葉、えっげーしぐんぐれ(乾杯)。足りないときは、せれとねーくえじしゅると(ビールくれ)。
雑多なものを乱雑にばら撒いて、荒廃的な雰囲気にしたバーのことを「廃墟バー」と呼ぶらしい。夜はドンちゃん騒ぎになるらしいが、昼間に行ったからかとても落ち着いた雰囲気だった。お客さんは普通にノンアルでお茶してたよ。
夕暮れ〜夜景を拝みにゲッレールト山へ
アルコールをチャージしたところで、ブダペシュトの絶景サンセットを拝みに、ブダ城近くのゲッレールト山(山というより丘っぽいけど)を登ることに。途中の街灯がほぼ機能していないので、少し明るいうちから早めに登頂開始。
ルートが多岐に渡るので、迷わないように注意が必要。たまに行き止まる。
少し暮れ始めた頃。橋の灯もポツポツと点き始める。
だいぶ暗くなってまいりました。
完全に落ちる一歩手前がこんな感じ。FF8のディリングシティみたいだ。(頭の中でBGMがひたすら鳴ってる)
サバッチャーグ像
丘の頂上には、ハンガリー独立の象徴である「サバッチャーグ像」がそびえている。
像がブダペシュト全体を見渡すように立っていると同時に、人々がブダペシュトのどこからでも像を見ることができる。遠目からは何度も拝見していたが、間近で見ると荘厳さと重々しさが一層感じられる印象的なモニュメントだった。
帰りの道はビビるほど真っ暗なので(外灯さん仕事してください)足元には注意が必要。小型の懐中電灯があるとより安心かもしれない。バッテリの心配がなければスマホのライトでもOK!
絵葉書でお馴染みの議事堂前で
ブダ側からドナウ川を挟んでペシュト側の議事堂をパシャリ。ちょっと傾いてるけどヨシ!新婚旅行中の日本人夫婦に写真をお願いされ何枚か撮って差し上げた。また徳を積んでしまったメェねぇ…。にしても新婚旅行でハンガリーとは、なかなか渋いでござるなお主ら!
打ち上げするまでが遠足です
アパートに戻って打ち上げをば。ハン狂が作ってくれた肴でハンガリー産ワインをいただきやした!ハンガリーで飲むときは地元産のサラミがおすすめ!スーパーに行けば数種類売ってるぞ!!これがうまい!!うまい!!!うますぎる!!!
ハン狂情報ですと、ハンガリー人の祖先に当たるマジャール人は遊牧中心の生活を送っていたため、肉と乳の加工がとにかく上手とのこと。海に囲まれた日本では誕生し得ない製法なんだな〜。酒で紐解く異国文化、味わい深いメェねえ…。
ということで、異国情緒たっぷりでお届けした2日目でした!3日目の聖イシュトヴァーン大聖堂&街歩き編に続く!みなさん今週もご安全に!