アイルランドワーホリ日記(2022~2023) ~ニート羊は英語で話す夢を見るか?~

我、古今東西の酒を愛する日本羊なり!ワーホリにかこつけてアイルランドでビール三昧。語学学習...?知らない言葉メェねえ。

ギリシアへ行けばいいじゃない

アイルランドで英語を最低限身につけ、次はマルタへ、そしてギリシアへ…。マルタに行ったことには色々と理由があるのだが、古代オリエント好きの羊としては、やはりこのギリシアは人生で一度、足を踏み入れてみたかった次第!

飛行機は何度乗ってもいいメェねえ。ライア⚪︎エアーの飛行機は翼がバッサバッサしていてちょっと怖いけれども。

 

ギリシアと言えば、エーゲ海ロマン!オリエントからヘレニズムの古代文明を紐解いたとき、とにかくギリシアは出土品が明るいイメージがある。もちろん、現代に負けず劣らず血生臭い世界ではあるのだが、その中でも文明開花の音がする?というか。土器をとってみても、ちょっと今の日本に似た、飾らないようで飾っているような、オープンで雑多な、コミカルな雰囲気なのだ。この辺りは、ヤマザキマリ氏のオリンピアキュロスという漫画でも語られているメェね。八百万の神ギリシャ神話も類似性がみられると言われていて、古代ロマン、歴史ロマンなギリシアであるのだ!!!東京に住んでる人は、ぜひサンシャイン水族館に行く道すがら、オリエント博物館に行くのだぞえ。(入場料も安いぞ!!!)

今の人類は、スマホとか、ネットとか、誰でもアクセスできる便利なツールが当たり前のようにあって、別に個々人の能力がなくったって、それらのデバイスを駆使すれば、それこそ50年前のめちゃくちゃ頭のいい人たちができなかったことを簡単にできる時代に生きている。だからこそ、古代文明はやはりロマン!仮に王家⚪︎紋章みたいに今の知識を持ってして古代に行っても、羊は生きられる気がしないメェ。キャロルも千空もすげえや。

降り立ちましたのはクレタ島。そう、あのクノッソス宮殿がある島ですよ!クレタ島は、横に長いインドのナンみたいな形をした島で、東のイラクリオンと西のハニアに大きく分かれている。クノッソスはイラクリオンにあるぞ!

 

羊の訪れのたのはハニアのほう。なぜ?滞在費が安いからメェね!今の宿は1週間1万5000円だぜヒャッハー!!

 

本命は東のクノッソス側なので、ハニア滞在はギリシア文化に触れつつ普通に暮らすため…くらいだったのだが、この拠点にしたホテルが…めちゃくちゃいい…。

宿そのものは6ベッド(2段ベッド×3)のドミトリーなのでお察しのクオリティなのだが、とにかくビーチが近い。

ビールがうまい。€3

この海の家的なところ、24時までやってるんですって。ギリシアやばくね???

ご飯もうまE〜〜〜〜〜〜。ぶっちゃけ、これまでのヨーロッパ旅で1番美味しくてガチで泣きそうになりました。日本人の方で、漠然とヨーロッパに行きたい!と思っているけどどこに行けばいいかわからない、という人にはマジでギリシアを推したい!!!推しの国!!!!

気候的にも、マルタやアイルランドと比べると、かなり日本と近い雰囲気のギリシア。湿度がそれなりにあってムンムンしていて、蝉がうるさい。ちょっと控えめの日本って感じだ。これだけ聞くとあまりいい印象ではないかもしれないが、日本と似ているってことは、ちゃんとクーラーがあるってこと!超安宿でも基本室内は快適だ。

別にそんなお高いレストランでもないのに(約3000円でメイン料理と500mlのワインを飲んだよ)、最後に謎の〆デザートが出てくる〜〜〜。スイカうまし。

いや、ぶっちゃけマルタで3週間過ごすんだったら、1ヶ月ギリシアだったな…とは思いつつ

コスパ良しの酒と料理を味わっておりまする。ギリシア最高。アテネサントリーニのあたりはわからんが、クレタは本当におすすめです!!!

なんでマルタ?

※ここから少し面倒くさい人なので、マルタの歴史か、people in the boxが好きな人だけお読みください。

 

最後に、なんでマルタ行ったん?という方も多いと思うので、一応弁明をしておきますと…。マルタ自体にそこまで興味はなかったのですが、学生時代からめちゃくちゃ好きなバンド people in the boxが、『マルタ』というそのままマルタを題材にした曲を書いているのですね。

元々、その曲が入った盤 Family Recordが、個人的にはめちゃくちゃ好きな(語彙崩壊)名盤なのですが、その中でも羊は『マルタ』が大好きだったわけです。神秘的なのもありつつ、実は幼児の洗礼名がマルタだったりもします。エセクリスチャン。マルタとマリアの話はあんま好きじゃないですがね。

曲調ももちろんだし、歌詞もとてもいいんですよね(語彙)。訪問前後にあたって、マルタの歴史にも少し詳しくなり、1番は中世イスラーム世界ごろの係争地ってのが曲のイメージ的には近いのかな、とも思いつつ。でも、正直、今のマルタにはそれを感じさせるような要素はあまりなく…。がっかり、というか、羊の個人的な解釈と知識が追いついていない感じですかね。

作詞曲をしている羽多野氏に、マジでどうやってこの曲を書いたのか、何を見てこれに至ったのか問い詰めたいです。ってくらい妄想膨らミングな曲なのですが、ううむ、3週間暮らしていて、ぽいところにも足を運んだのですが、わからず。ここは本当に自分にガッカリしました。生活面ではマルタはどちらかというと暮らしにくいほうだったので、残念ですね〜。多分こんな経験を二度とすることはないと思うので、挑戦としては良かったのかなあと。

 

Family Record、本当に名盤ですし、色々な人に聞いてほしいです。ロック好きじゃない人でも聴けます。世界史好き(&エセクリスチャン)として、かなりショックというか影響を受けました。

今も新しいアルバムを出し続けているので、気になっった人はぜひとも。こんな知見と才能が欲しい人生だった…。知見は今からでも増やせるかもしれないので、日々経験ですね。勉強は嫌いだけど。

話は戻りますが、マルタにしてもギリシアにしても、地中海!なんで!こんなに!酒が安いの!?!?!?ここは天国か〜〜〜〜〜。てかアイルランドさん酒高すぎんよ〜〜〜〜〜〜。

今は住処の値段がかなり安くなったので、家飲み(ドミトリーだけど)でちょいちょい試していきたい次第です!単純にうれC。

 

現場からは、ギリシア最高!以上です。みなさん華金もご安全に!