アイルランドワーホリ日記(2022~2023) ~ニート羊は英語で話す夢を見るか?~

我、古今東西の酒を愛する日本羊なり!ワーホリにかこつけてアイルランドでビール三昧。語学学習...?知らない言葉メェねえ。

ヨーロッパに渡航して1番驚いたこと

どこに行ってもなんだかんだ面白おかしく楽している今日。しかし、確かに苦難はたくさんあって、日本では信じられないような常識にもしばしば出くわす毎日だ。

とはいっても、大体のことは許せてしまう。何故かというと、常識とかマナーとかそういったものは国によって異なるし、1番大事なのは、その裏にあるその人ごとの考え方だと思うからだ。

敬意があれば、表し方は郷によって違えど、それは通じるんだな〜と肌感で思う。なんだかんだ、バックグラウンドのない日本人の行き来する地域なんてある程度決まっていて、そこに常識的にみて危ない人はそうそういない。いないことはないけどども。割合的にはまあ少ないというのが実際だと思う。

そのため、まあ他国民にちょっとイラッとする場面はあるけど大体は許せるのである。それゆえに、同じ日本人から言われる言葉がグサッと突き刺さる、羊の海外体験での一番のショックはそれであった…。

 

ここからは面倒くさい大人での居酒屋での(マスターくらいしか聞いてくれない)つまらない話の始まりですぞ!いやあ、大人になるってこういうことなんだな〜。

 

羊のビザはワーホリビザなのだが、ワーホリビザは通常であれば20代でしか取得できない若者ビザだ。しかし、羊は確かに若者時代にビザを申しこみ、無事それが通ったものの、時代はコロナ全盛期。ビザの許可は保留になり、羊はアイルランド渡航を潔く諦め、一度辞めると言った会社の中でどう地位をもう一度築くかに躍起になっていた。

 

3年ほど経って、あの時のビザ、今なら再発行できますけどどうします?と大使館から連絡が来て、まあ人生一度だしと渡航を再度決意した羊。しかし、齢はすでに30OVER!!渡航前はあまり気にしていなかったのだが、意外と渡航後にこれが効いてくる。

 

アイルランドでは、年齢関係なく仲良くなった人もいれば、年齢や境遇が近くて仲良くなった人もいた。とりあえず言えるのは、仲良くなった人とは本当に良い出会いで、アイルランドに来てよかったな〜と思える人にたくさん会うことができた。でも、コミュニティはやはり難しい。

 

ゴールウェイのような少し片田舎のような街でも日本人の留学生やワーホリ民は意外と多い。色々な日本人と会って話したけれど、渡航目的からやはり30歳未満が多い。ボリュームゾーンは25歳くらいかな、と思う。まあ30越えの羊はちょっと異質なわけだ。

 

とはいっても、我、日本企業で、若手を育成していた也と、そこまで若者に苦手意識はない(つもりだった…)。でも、ここは仕事の場所じゃない。というのも含めて、この年下相手のコミュニケーションは、本当に個人的にクリーンヒットを受けるほど難しかったというのが個人的な感想だ。

 

羊はちょっとツンデレ。仕事上であまりデレデレするのも、OJTの立場だと良くない!と思って、否定はしないけど、もっとこうしたら、と先輩風を吹かせるタイプ。でもそれがすごい個人的には嫌い。

 

っというのが、酒を飲ませるとベロベロに出てしまい、ここがええんじゃ〜好きなんじゃ〜みたいなのを言ってしまう。面倒臭いモンスターなのだ。しかし、だからこそ、会社や部活での立ち位置は、一見ちょっと真面目そうだけど、実は良くみてくれている先輩として通っていた。個人的にも後輩の扱いがあまり得意なタイプではないのだが、気づいたら慕われているという感じで、あまり苦戦したことはなかった。

 

そんな羊に突きつけられた、「羊さんは、なんか褒めてくれて歯痒いっす」。

羊は事実しか言わないのだが、Z世代?何世代なのかわからんが、5〜10歳下くらいの世代は、手放しで褒める奴は警戒せよと教えられてきたのだろう。実に正しい。

 

ということがあり、アイルランドの日本人との関わりはとても難しい。羊は(本当に不可解なのだが)年上キラーゆえに、大体の年上の方とは仲良くなれるというか、相互に良い関係を築けるのだが…。

年下は難しいな〜と思った次第である。本当に感じの合う同士では3つ下と仲良くなったりもしたので一概には言えないと思うの…ではあるが…。とりあえず本音しか言わないので勘弁してくれ!

 

そんなこんなで、大体のカルチャーショックはカルチャーショックだからと受け止められるのだが、同じ日本人からされた反応が結構ショックだったりした留学生時代だった。年下にあまりよく思われないっていう経験が初めてだったのだけど、一度そういう経験をすると、もしかしたら高校時代のアレも…とか、連装してしまうのが良くないメェね。

 

マルっと言えば、海外のカルチャーショックなんて取るに足らずということなので、みなさん3連休明けもご安全に!とりあえず、社会人の皆さんは、今自分自身を好きでいてくれている友人を大事にしような!