時間があっという間に経つことの弊害、それは…洗濯だ!!!!!!
ただいま4〜5日分のローテーションしか持たぬミニマリスト羊。移動中の洗濯は死活問題である。というわけで、出かける前に宿でまず洗濯をば。
洗濯機と乾燥機をそれぞれ1回ずつ使えるコインを約7ポンドで購入。うーんちょっと割高だが衛生状態を保つためには必須なので仕方がない。噂によると洗濯機だけなら半額ぐらいになるそうなのだが、ケルト圏でそんな無謀なことはしない賢い羊です。
40分ほどの洗濯機を終え、衣類を乾燥機へ移動。モードはこれにせえ!と操作ダイヤルに赤い線が引っ張ってあるのだが、その後にボタンがわで乾燥時間の設定が必要のようだ。え、どんくらいよこれ。
壁にあった取扱説明書にも目安が書かれておらず、日本の乾燥機と同じ30分を洗濯。乾燥時間をミスるとコインを買うところからやり直しなので、かなりスリルがある。よし、とりあえず30分は部屋で待つかとランドリールームを出ようとしたところところ…
5台ある乾燥機(種類は全部同じ)のうちの3号機だけに、乾燥機の使い方ラベルが。オワタ…。てか全部の個体に貼って…?
見事に生乾きの洗濯物を取り出す羽目になった羊であった。幸いにも量が少なかったので30分でもそこそこ乾いたので、2段ベッドの傍に吊るしまくって様子を見ることに。よし、この間に出発だ!!
↓1日目〜2日目、4日目の記事はこちら
ハンテリアン博物館(Hunterian Museum)
2日目にライブバーを案内してくれたお兄さんにおすすめされた、こちらの博物館。18世紀に活躍したお医者さんの標本コレクションを見物できる、という文化遺産寄りのニッチなスポットだ。ちなみにこちらも入場無料(と、形だけの予約機能があるけど確認されない)。
昆虫の標本とか、動物の標本は割と好きな羊。見応えあり!との前評判でちょっとワクワク。どんな標本があるんだろうな〜〜〜。
よ〜し、バリバリレポしていくぞ〜〜〜!…と行きたいところなのですが、すみません、無理です!!!画面の向こうで死人が出る!!!実際はじっくり見物してきたのだが、この能天気旅行記に写真は貼れないメェね…。
グロ耐性は人並みちょっと上くらいにあると思っていたのだが、見学中は心拍数が上がってしまうレベルには生々しいかった。近々それ専用の記事(閲覧注意喚起付き)を書くので、気になる人はそれまで待っててくれよな!!
書きました!繰り返しますがグロ注意!!!!
〜唯一あまりグロくなかった展示をお楽しみください〜
魂の在処とか重さとかがよく議論に上がっているけれども、ここの標本を見ていると、人間も所詮はただの物質の集合体なんだと改めて思い知らされるメェね…。ロンドン旅行をする方&グロ耐性がそれなりにある人にはぜひおすすめしたいスポットだ!
ハンテリアン博物館の公式サイトはこちら
テート・モダン(Tate Modern)
お次は日本にもファンが多いであろうテート・モダン現代美術館へ。時間があったので、王立裁判所の脇を抜けつつテムズ川方面へ。
王立裁判所の前にはパブ。そしてあろうことか、道を挟んだ裁判所の塀をテラス席代わりにビールを飲む人々。衝撃的すぎるんですけど。見なかったことにして先を急ぐ。
通りがかった教会からは讃美歌が。見学は中止しているようだったので、外でしばらく聴きながら過ごす。心がぴょんぴょんするメェ〜〜。
テムズ川を横断して美術館川へ。すごい…晴れてる…。
入り口がさっぱりわからず30分以上彷徨い歩いたところで、やっとこさ地下に入り口があったことに気づいた。いやこれ、マジでめちゃくちゃわかりにくい。チケットなしの弊害は、窓口をはじめとして、整理列や待機列のような目印がなく「入り口がわかりにくい」ことかもしれない。
テート・モダンも入場無料の施設だが、一部の展示はチケット制。特に草間彌生の特別展示は大盛況のようで、チケットはソールドアウトになっていた。現代美術好きの人は事前に公式サイトをチェックしておいたほうが良いですぞ!
で、羊さんはどうかというと…すみません、現代美術ほんっと!全っ然!わからないんですごめんなさい。イングランド最大の現代美術館と言われるくらいだから、展示されている人はみな著名で素晴らしい方々なんだろうけれど、1人で楽しめる感性が羊にはなく各部屋を早足で駆け抜けて終了。写真を撮っていいのかもわからず、館内では無撮影。
とても恥ずかしい限りですが、草間彌生の名前を今まで知らずに生きてきて(聞いたことくらいはあったかもしれないが認識はしていなかった)え、このデザインのやつって日本人が考えた作品だったのか!?となったレベルの疎さです。最後に、美術好きの友人が見たいと言っていた「ママン」(蜘蛛見たいなやつ)だけは見て帰ろうと館内を探すものの見つからず。短い時間だったにも関わらずドッと疲れが出た。テムズ川が綺麗だな。(幻覚)
有名な観光場所ですが、現代美術が疎い人には少し厳しいかもしれない。あまり明るくない場合は複数人で楽しむことをおすすめするぞ!
テート・モダンの公式サイトはこちら
実に肉体的な旅と、それとは対照的な精神的な旅を終え、羊はもう空っぽ。伽藍どうな体にも魂にもビールが染み渡る…。命の水に…乾杯。今この日記を書いていて、このビールをどこで飲んだかさえも思い出せないほどには疲れていたようだ。
いよいよ次はロンドン旅行最終日。酒池肉林(言葉のまま)レポをお待ちください。ではでは、みなさん週末もご安全に!
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