アイルランドワーホリ日記(2022~2023) ~ニート羊は英語で話す夢を見るか?~

我、古今東西の酒を愛する日本羊なり!ワーホリにかこつけてアイルランドでビール三昧。語学学習...?知らない言葉メェねえ。

語学学校ってどんなとこ?

 学校に通い始めてから早1週間。今日は語学学校について紹介しようと思う。

 

 私メェが通っているのは、Atlantic Language Schoolという学校で、ゴールウェイ(大阪ポジ)に校舎を構える、アイルランド国内では比較的大きな語学学校だ。以前は首都のダブリンにも校舎があったようだが、コロナ禍の影響をモロに受け、ゴールウェイだけになったそう。

校舎外観

引用:https://www.atlanticlanguage.com/our-school/

 

<語学学校生の一日>

07:20 起床、朝食など

08:15 家を出る

08:50 学校着

09:00 AM授業スタート

    09:00-09:10 雑談タイム

    09:10-10:30 AM授業(講義+演習+解説)

    10:30-11:00 休憩

    11:00-12:30 AM授業(講義+演習+解説/前半より演習が多めになる)

    12:30-13:30 ランチ

    13:30-15:00 PM授業(ディスカッションメインとの噂)

18:00 夕食

    *校舎は17:00に完全クローズ

 

 午後の授業はオプションになっているため12:30で世に放たれる学生も存在する。私メェは午後の授業を受講していないため、12:30〜18:00までは毎日フリータイム!である。もっと言えば、18:00の夕食もステイ先に行っておけば後ろにずらしたり、キャンセルすることが可能なので、家で夕食を取らないのであれば、12:30から次の日の朝まで実質ニートということになる。金で自由は買えるのだなぁ…としみじみ思う。

 

<AM授業の内容ーGeneral Englishの場合>

 学校にはさまざまなコースがあり、どのコースを選んだ場合でも、一番初めに受講するのはGeneral English(一般英語)のクラスになることがほとんどだ。日本で言う、中高生の英語の授業を思い浮かべてもらえればと思う。今週は比較級の強化週間で、moreとかthanとかを使いながらフレージングを学んでいく。中3くらいに戻ったような心地だった。

 日本の授業と異なる点は、解説が全て英語であることだろう。難しい単語や概念を簡単な英語で理解していく。一週間経ったが、私メェは先生の言っていることがいまだに全く聞き取れていない。板書き(スクリーンとホワイトボードがある)に文字で書いてもらって初めて、ああ!そういうこと!となる具合だ。

 もう一つ特徴的な点として、学習対象とは直接関係のないイディオムや熟語をたくさんインプットしてくれるという点がある。今まで聞いたこともなかったようなフレーズがバンバン飛んでくるので脳みそが大渋滞になるが、英語圏の語学学校だからこそ得られる経験なのかもしれない。教育者にネイティブ(またはそれに近しい人)をどれだけ投入できるか、は非英語圏の英語教育の課題だと思った。

 

 というわけで、実際に授業内で取り上げられた熟語クイズを出しておく。全てTAKEを使った言葉だ。ちなみに私メェは全くわからなかったぞ!

1. take ???? = take controll → The company was taken ???? by its rival.

2. take ???? = start a hobby → I've decided to take ???? an active hobby.

3. take ???? = start to like → I take ???? learning English.

4. take ???? = remove → I took ???? all the pictures in the room.

5. take ???? = start to subscription → I might take ???? Spotify.

6. take ???? = become popular → The pizza shop took ????.

 ????に入る前置詞を考えてみてほしい。(?の数と文字数は関係ない。)ちなみに、私メェのクラスには私メェ以外にも日本人が2人いるのだが、そのうちの一人がこの演習中に、「これは単なる知識であって、今ここで考える意味ありますか?(もちろん英語)」と若干憤っていた。数ヶ月通っているメンバーにとっても激ムズだったらしい。余談だが、彼は先生にプロフェッサーコーヘーと呼ばれている。

 

<クラスメートの構成>

 今週のクラスメートは、

・フランス人(大学講師/経営学?)、フランス人(高校教師/教科不明)

フィンランド人(高校教諭/数学)

・チリ人(銀行員?保険マン?)

・ブラジル人(アイルランドに出稼ぎ中)

・メキシコ人(詳細不明)

・韓国人(詳細不明/半分くらい来ない)

・イタリア人(中学教諭/歴史)

・イタリア人(ステイメイト/大学生/経営学部?)

・日本人(元化学メーカー営業/体調不良で月曜日以外休みだった)

・日本人(詳細不明/プロフェッサーと呼ばれる男)

・日本人(私メェ/ニート羊)

・?人(正体不明)

の構成だ。このうち、フランス人の二人と、フィンランド人と、ステイメイトのイタリア人は今週で授業を終え、故郷へ帰っていく。先生と呼ばれる職業の方が多く、話を聞いてみると、学校のプログラムでショート留学を1~2週間ほどできる制度があるらしい。彼らの多くは同僚と一緒に来ているようで、学校のアパートメントに滞在しているそうだ。

 クラスのレベルが変わらない限りは、先生もメンバーも基本的にはこのままだが、週ごとに新しい入学生がやってくるので、来週はまた違った構成になるのだと思う。誰か同じくらいのスピーキング力の人が入ってこないかな…。英語が聞けない、話せない、が過ぎてクラスで明らかに浮いてきている…。

学校のテラスから見える景色

<校外アクティビティ>

 学校には月〜金の放課後に、それぞれ校外のアクティビティと、土日に遠足のようなアクティビティが用意されている。私メェは友達作りにと、月曜日の街歩きツアーと火曜日のパブナイトイベントに参加申し込みをしたが、どちらも人数が少なすぎて開催されなかった。学校からの中止連絡はない。ゴールウェイではよくあることなのだそうだ。こちらについては、成功体験ができたら改めて紹介したいと思う。

 

 せっかくの華金なので、今日は市の図書館に寄った後、演奏をしているパブに入ってみようと思っている。みなさんも良い週末を!